ルーブルの至宝ギリシャ彫刻「ミロのビーナス」と「サモトラケ島のニケ」は先に会いに行こう

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「ミロのビーナス」と「サモトラケ島のニケ(勝利の女神)は世界屈指の美術の至宝ルーブル美術館の代表的な二大彫刻に数えられます。
日ごろから混雑する館内を効率的に観る方法としてまず、この二大彫刻から遇いに行きましょう。

まず、ルーブル美術館の中を目指すには混雑状況をみて比較的列の短い方から入りますが、中庭のビラミッドの入り口が混雑していましたらリヴォリ通りのショッピングモール側から入ると比較的スムーズなことがあります。

→ピラミッドから入ると逆さピラミッドは通りませんが、ショッピングモール側から入ると逆さピラミッドが目印になりますから

→そこから手荷物検査を通過すると入口までそのまま進むことになります。

→チケットを買って無料の日本語の館内案内図(紫色)を取りましたら、今回は彫刻から見に行きますので「シュリー」棟からスタートしていきます。
まずお手洗いは済ませておきましょう。

展示フロアにはお手洗いが余り備えてありませんので入り口付近は混雑していますが、お薦めします。

→エスカレーターを上がり改札を通りましたらひとつ上のフロア(0階)を目指します。
彫刻はシュリー棟からモナリザがあるドゥノン棟に有名なギリシャとローマ時代の彫刻が展示されています。



まずは「ミロのビーナス」を目指します

ルーブル攻略のひとつに写真付き行先プレートが方向を示してくれますので、「ミロのビーナス」「サモトラケ島のニケ(勝利の女神)像」もモナリザと同じように困ったら表示を見るように進むと迷わなくて済みます。

さあ、ようやくご対面です、教科書でお馴染みのミロのビーナス。
ここで、「ミロのビーナス」のついて簡単にご紹介します..

ミロのビーナスは約2100年前、エーゲ海のミロス島にあったもので、行方不明になってから約900年経ったある時、ミロス島に住む小作農民が発見し、その後街を治めていたオスマントルコの役人に没収されました。
その後フランス海軍の提督がトルコ政府から買い上げ国王に献上されました。
男性にも見えるという説もありますが、この像の正体はギリシャ神話の女神アフロディテと考えられています。

いつも、ビーナスの表側に半円描くように観光客で混雑していますが、あまりクローズアップされない後ろへ廻ってぐるっと一回りしてみましょう。
ミロのビーナスの外出は唯一1964年に日本へ渡ったのが最初で最後になります。

→つぎは「サモトラケ島のニケ(勝利の女神)」へ向かいます

ちょっと寄り道できれば、「ミロのビーナス」を出て「リシュリュー棟」へ進むとあのバビロニア王国建国の法律書として名高いハムラビ法典を見ることが出来ます。
再びミロのビーナスへ戻り、その彫刻の右側から出て通路をまっすぐ進みます。

→途中左にアテネのパルテノン神殿のレリーフを見ることができます。
階段を数段上って後ろにUターンするように長い階段を見上げると見えてきます。

ここで「サモトラケのニケ」について簡単にご紹介します..

約2200年前につくられたものと推測され、19世紀にギリシャのでサモトラケ島で見つかった事からこの島の名前がとられていますが、元々サモトラケ島にあったものではないという事、そしてこの像は当時、海戦の勝利を記念して作られたものである説が有力です。
フランス人の領事によって胴体部分が見つかり、ほぼバラバラの状態から復元してここに展示されています。

このニケの真似事で「タイタニック」の映画でタイタニック号の甲板先端で両手を広げたポーズは有名ですね


またスポーツメーカーナイキの社名とロゴはこの像の翼をイメージしています。

名画へのアクセスはここから始めましょう

→見学の後、ニケの像から右の階段を上がって入る部屋からドゥノン棟のイタリア絵画・フランス絵画ですので名画がすぐそこにあります。
→また彫刻をもっと見てから行く場合には、ニケの像手前の階段を下りて進むとミケランジェロ「奴隷」なども観られます。

「ミロのビーナス」と「サモトラケ島のニケ」は絵画より低い階層にありますので先に訪ずれておくのが良いです。

何故なら、「サモトラケ島のニケ」は階段のお踊り場にある為、何かと位置関係で目に入りやすいというのがありますから見どころを廻るのに便利であります。

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