捨ててませんか、かぼちゃの ワタ の効果的な利用法

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栄養価が高い..?かぼちゃのワタ

かぼちゃを切って使うたびに種を取る時、一番おいしそうに見えてしまうのがこの種のところに被さるようについている膜のような部分、これがかぼちゃのワタといわれているところです。
実は、この種とワタの部分が最も栄養価が高いといわれています。

かぼちゃは冬の代表的な緑黄色野菜というイメージがありますが、栽培収穫は夏の終わりから秋にかけてが旬の時期といわれます。
そこからワインのようにじっくり寝かせてというわけではありませんが、晩秋の頃まで保存されていました。

 

 

 



 

 

 

かぼちゃには抗酸化作用のある 第7栄養素 といわれる必須の成分βカロテンやビタミンCなどが含まれていますから、活性酸素を除去して生活習慣病の予防や食物繊維による腸内環境を整えます。
ここまでは普段食べているかぼちゃの実や皮から得られる栄養素の一例でしたが、実は最も栄養価が高いのがかぼちゃの中心に栄養素が集まる種とワタにあるという事です。

これは、普段食べる実の部分の数倍の栄養素があるといわれ、前回ご紹介した青ネギの部分同様ファイトケミカルとして注目されているところです。
かぼちゃの種にも同様に抗酸化作用と優れた栄養素を備えているようです。

かぼちゃの調理方法

かぼちゃの煮つけは定番ですが、ポクポクするときと水分が多くなってしまったときはポクポクしないときがありますが、かぼちゃの種類によって水分などが影響することが理由であるともいわれますが、一概にそうとは言えないようです。
ポクポクさせたい時などは煮物を作る際の水分量などを調節しなから、多すぎないようにしましょう。

アルミホイルやクッキングペーパーなどで落とし蓋などをすると味が早くしみこみ柔らかくなりますから、少なめにだし汁を作ります。

かぼちゃのワタを使ったアレンジ

かぼちゃのワタは繊維のようになっていますので、
まずスプーンなどで種と一緒に身から取り除いた際、今回は種は除いてワタだけをミキサーにかけてかぼちゃの実の部分と一緒に、クリーム風のかぼちゃのスープにしたりクリームパスタに混ぜたりしてもいいですね。

また体を温める方法としましてはかぼちゃのスープは絶品でその場合は牛乳を豆乳に変えて香る程度のしょうがを加えても良いかもしれません。
口当たりが少々甘くなるのが苦手な時などには、マッシュルームなどを細かく切って入れたりミキサーにかけてからまぜてみてはどうでしょうか。

また、かぼちゃの実と一緒に煮物にしたり、加熱などすると少々甘味がありますが季節の野菜を入れた炊き込みご飯に混ぜてみたりするのもいいと思います。
その他には天ぷらにしたりとか、何でもやってみると色々発見できるのではないでしょうか。

あらためて、捨てる同然の部分として見られていた様々な野菜も見直して見るとまだまだ有効利用できるものはたくさんありそうです。
ただもったいないという理由でだけでなく、その部分こそが栄養の宝庫というのであれば積極的に取り入れたいものであります。

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