体にもたらす酸化とは..何を意味しますか

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酸化するということとは

酸化するという言葉はよく聞きますが、体にもたらす酸化についてまとめてみます。
肺で呼吸をする人間や動物は誰もが空気中の酸素を取り入れて二酸化炭素を吐いて生きていますよね。



酸素を体に取り入れた時、同時に体の中には活性酸素が体内の細胞に入り込んで、それが少しずつ何らかの影響を与えてくるのですが、これが増えてしまうとさまざまな体の変調を及ぼしてしまいます。

そうかと言って酸素を取り込まないわけにはいきませんよね。

この活性酸素が体に及ぼすものが酸化というもので、体内で酸化が進むといわゆる老化(しわやしみ)また生活習慣病といわれる様々な病気を引き起こします。

食べ物で考えた場合、例えばリンゴを半分だけ食べてから、切ったリンゴをそのままその場に置いておくと、やがて切った表面の色が変色してきますよね。

また自転車など外に出しておいた時に雨などで濡れてしまい暫く放っておくと、錆びてきたりしないでしょうか。

これらは空気中の酸素に触れてしまいいわゆる酸化によって起きてしまった事なのです。

ではどうしたらよいでしょうか..

人や動物は老化は止めることが出来ませんが、老化を進めてしまう原因である活性酸素をできるだけ抑えることはできます。
また活性酸素を抑えるという事は様々な病気を予防するという事になるのです。

でも厄介なのが、人が生活をする中で感じるストレスや、肌の表面に及ぼす酸化の原因である紫外線、なども活性酸素を増やしてしまうという事になりますので、気を付けなければなりません。

今注目されてきているファイトケミカル

植物由来の栄養価の高い成分を持つもの という意味がファイトケミカルといわれるもので、おもに抗酸化作用がある栄養価として人間に及ぼす生活習慣病や認知症などの予防に優れています。

そして、その栄養価のあるものを食べて、病を予防していこうというものです。
人が生きていくために必要な栄養素というのがありますが、これまでは6大栄養素と考えられていました。

健康に生きていくために必要なファイトケミカルの抗酸化作用のある栄養素が新たに加えられこれらは7番目の栄養素といわれています。

ファイトケミカルといわれるものには、これまで注目を浴びる事がなかった野菜や果物の皮や種などに含まれるポリフェノールやβカロテン・強い刺激臭がある硫化アリルなどいずれも抗酸化作用を伴う栄養素があります。

緑黄色野菜といわれるものの中でも、これまで調理の時には殆ど捨てられていた部分のところに、普段食べている実の部分の倍を超えるほどの栄養価があるといい注目を集めています。

畑で栽培されているところから常に太陽の光を浴びる部分には浴びていない部分に比べ栄養価が高くなり、皮肉にも私たちは一番美味しい部分を食べてきましたから、一番栄養がある所は見られてこなかったという事なのかもしれませんね。

今、体にもたらす活性酸素をできるだけ抑え、免疫力を強くする事がが生活習慣病を防ぐための効果的な手段です。
そのため、普段の食事の中から栄養を補給するという重要性は一層高まっています。

食べて酸化を防ぐという究極の考え方は食文化が変化してきている現代もこれからも大切にしたいものですね。

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