ゲリラ豪雨(雷雨)が起きた回数を年代別に見ると
2015年からの全国で7月から9月までにゲリラ豪雨(雷雨)が起きた回数
・2015年 3937回
・2016年 7498回
・2017年 3479回
・2018年 3501回
・2019年 1688回
-weathernews参照—
台風とは違う夏の集中的なゲリラ豪雨(雷雨)はこれだけの数が毎年、局地的に起きているということです。この数は多いのでしょうか、少ないのでしょうか..
注意報が出ていた時に、いつゲリラ豪雨(雷雨)の影響があるかまずセルフチェックしましょう
ゲリラ豪雨(雷雨)の影響を及ぼす積乱雲が発達するサインと言えるものなのですが、
・大抵午前中に湿気を伴った夏の強い日差しが照りつけている
・大陸からの寒気が上空に流れ込みやすくなって何やらモクモクとした雲がだんだん大きくなっている
天気図などに湿った空気の流れ込みと寒気の南下があるという状況が現れいて、気象情報などでよく使うキーワードのようなもので”大気の状態が不安定..”と言う言葉があればゲリラ豪雨の影響が高いという事。上記の二つは間違いなくそのサインでゲリラ豪雨の兆候は午前中から表れてきます。
ゲリラ豪雨(雷雨)がもたらす影響
夏場のゲリラ豪雨の影響は都市の中心部でも比較的多くの回数が過去にも観測されてきました。
大気の状態が不安定になるとまず、サインとなるのが突然現れるモクモクと立ち込めてくる黒っぽい雲やどこからか聞こえてくる雷の音なども聞こえたらそれがサインです。
過去にも同じ兆候から忽ち雷雨となり晴天の状態からゲリラ雷雨までの時間の長短があるなかで、発生の余りの速さに毎年数多くの人が何らかの状況でゲリラ雷雨に遭遇してしまうというのをよく聞きますよね。
ゲリラ豪雨は大抵雷を伴う雷雨が殆どですが、ゲリラ豪雨(雷雨)がもたらす影響は毎年狭い場所での非常に激しい雨が短時間にかなりの量の雨が降るという特徴があります。
ゲリラ豪雨は..
・台風が接近していれば強風も伴い街路樹が折れたり、看板や周辺のモノが飛ばされるなどの影響
・短時間で大量の雨が降るため河川の増水や道路の冠水被害の影響
大都市圏の都市部などでは特に避けられず床上浸水などは毎年甚大な被害をもたらします。
またゲリラ豪雨の影響は山間などの集落では大雨で地盤が緩み土砂崩れの被害や大気の不安定な状況であると竜巻やひょうなどの気象をもたらすこともあります。
台風とゲリラ豪雨の関連は..
ゲリラ豪雨は台風って思う人もいるのかもしれません。
台風がもたらす影響も雨風を伴って甚大な被害を及ぼしますが、台風=ゲリラ豪雨ではありません。
台風が暴風雨をもたらすことがありますが、大抵雨を降らせる前線を刺激して大雨を降らせる事はよくあるようです。
ゲリラ豪雨の直接の原因は上空の空気がぶつかり合ってできる積乱雲によるものですからそれは覚えておきましょう。
ゲリラ豪雨は上空の寒気が影響
ですから、台風の来ている所にゲリラ豪雨の影響というよりは台風の進路から外れている所にもゲリラ豪雨の影響ありと言った方が分かり易いかも知れません。
何故なら台風は熱帯育ちで暖かい湿った風を連れてやってくるため、積乱雲ができやすい状況は変わらないからです。
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