2019年11月以降の台風と台風発生にやるべきこと

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2019年の台風はまだまだ終わりません。
10月月間の平均気温が高めであったというのは台風にとっても発生しやすくしていたのか..

2019年11月の台風の発生は6個、12月にも1個発生しています。

因みに2019年11月の台風は6個発生したのはあまり例がなく前回はかなり遡って1991年以来、12月とのトータルで7個の台風というと昭和にまで遡り実に1986年以来でありました。

2019年の11月の台風と12月の台風は熱帯地域で見られるものの発生後は暖かい方へ引っ張られて発達しても台風としての寿命は短いものです。
日本列島に接近したのはこの2か月で1個でしたからさすがに暖冬傾向であったとはいえそこまで台風にパワーがなかったということですね。

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それでも、唯一日本列島に接近した2019年11月の台風は11月9日に発生して12日から18日までの間一時は「非常に強い勢力」にまでなり、小笠原諸島へ接近してから消滅した台風です。

11月と言えば秋の移動性から冬型の気圧配置に変わる季節の変わり目の月でもあり日本列島まで接近できる台風というのは殆どありません。
2019年は記録的な暖冬とまで言われましたが、毎年シベリアからの寒気が11月あたりから流れ込む頃ですが、しれが殆ど見られなかったのが11月、12月の傾向でした。



観測が始まって日本列島に11月、12月に日本列島に上陸した台風は1回

観測が始まって11月以降に日本列島に台風が上陸したのは1回あって、1990年の台風28号は今でも話題になっています。
1990年の夏も猛暑に見舞われていました。

台風28号は11月22日に発生し29日には沖縄県大東島、そして30日に和歌山県白浜町に上陸。
(中心気圧は910hpa/最大風速55m/s)

台風がもたらした暑い空気が12月に各地の最高気温の記録を更新したのも話題になりました。


台風の発生に前もってやるべきこと..

・自分の家の外側、屋根や壁、塀などに亀裂や不具合がないか

最大レベルと言われる「猛烈な風」となるのは風速30m/s以上からと言われ、備えていても防ぎきれないレベルでありますが、強大化する台風に備えて補強などしておくこともやるべきこととして再確認しておきたいところです。

・窓ガラスや窓枠・雨戸などの補強 はしっかりやっておく

・飛ばされそうなものは家の中にしまっておいたり、しっかり固定させておく

・ライフラインが停まった時を想定して食料や簡易ラジオなどを用意する

・床上浸水がある場合にも備えて家電製品なども移動させておく

・また浸水などに備え、土のう袋など置いてできるだけの対策をする

台風の発生にやるべきことはしっかりやっておき、台風の接近があれば台風情報をこまめに確認し不要不急の外出は極力控えるようにしましょう。

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